幼児期は人が成長してゆく過程で生涯にわたる人間形成の基礎が培われる時期です。 特に小学校就学前の時期である幼児期における幼稚園は 子どもたちが初めて出会う社会であり感性の基礎をくり返しみがく場所であり機会です。
道徳や芸術感覚の芽生えは豊かな情操につながり、 集団でのルールの体得は社会における適応力につながります。 そしてひとりひとりが伸びやかな創造性を持ち工夫する場でもあります。
本園ではこうした「心」の発達を大きな課題としてとらえ、
創設以来情操豊かで円満な人格をつくることを
主眼として実践してきました。
そしてこうした子どもを育てるためには
生活態度を確立させていくことが第一に大切であると考えてきました。
「うそをいわないこと」
「おうちのひとのいうことをよくきくこと」
「おともだちとなかよくあそぶこと」。
朝、園児たちはみんなで整列し先生と一緒に
三つのお約束を大きな声で唱和しながら
おやくそくを心がけるようにします。
それは、「正直であること」「素直であること」
「仲良くできること」を教育目標とし、
生活態度の土台を、つまり心や体の土台を
しっかりとつくりたいと考えているからです。
入園すると、さまざまな友達に出会います。 はじめは、不安があってもやがて新しい友達との輪が広がり、楽しい世界が生まれます。 |
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入園すると、トイレに行くのも手を洗うのも、なるべく自分でしなければなりません。 はじめは甘えていた子も、みんなが上手にしているのに気づくと一生懸命自分でするようになります。 |
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大勢の子どもたちが集まってくる幼稚園は、みんなが守らなければならないルールがあります。 子どもたちは友達と仲良く生活するルールを学びながら、自然に社会性を身に付けていきます。 |
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子どもたちは、お絵かきや粘土、紙などを使った創作活動が大好きです。 そのような活動を通して創造する喜びを知り始めるのです。 幼稚園では創造力をまっすぐに伸ばせるよう、さまざまな創作活動を行っています。 |
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上川幼稚園では動植物や自然と触れ合う環境作りを行っています。 それらとの触れ合いの中から、子どもたちは生命の大切さを知っていくと同時に、 他人への思いやりや、いたわりの心を身に付けていきます。一人一人の子どもを大切にした自主性を育む教育を心がけています。 |